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《ネタバレ》 手持ちカメラだの監視カメラの映像をちょいちょい挟んでくるのは、リアルな映画っぽく見せるためだというのはよくわかるのですが、それは逆にそこまで荒唐無稽なエンターテイメントにはしませんよ、というスタンスを表してもいるわけです。
しかし、この手のディザスター娯楽映画に期待するもののは、暴力的なまでの破壊の嵐と絶望的な状況、悲劇とそこからの救いなわけで、そういう意味ではこの映画はちょっと弱いかなぁ、と思います。エピソードもキャラの立て方も何もかもが小粒で、ダイナミズムが全くありません。 終盤の竜巻のシーンだけはなかなかなんですが、冒頭30分がとにかくだるく、しかもオチもいただけません。 兄貴と彼女がそれなりにラブラブのシーンがないってのは意味不明ですし、ましてやアホyoutuberが生き残ってるのがラストシーンってのはどういう事なんでしょうか?狂言回しにもなってない存在意味不明の不愉快なキャラを生き残らせてラストを締めるとか、製作者のセンスを疑います。 唐突に出てくる空港のシーンとかね。あれももっと生かせるでしょ?飛ばされたタイタスの周りをジャンボが浮かんでる画とかさぁ…ほんとセンスないわ。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-01-09 13:14:59)
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