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スパイダーマン:ホームカミング のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スパイダーマン:ホームカミング
製作国
上映時間133分
劇場公開日 2017-08-11
ジャンルアクション,SF,アドベンチャー,シリーズもの,青春もの,学園もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 アメコミ界の重鎮チャックディクソンが最近「アメコミは日本の漫画と比べてレベルが低すぎ。アメリカで読まれているのは日本の漫画ばかりだ」と発言してニュースにもなってましたが、実際その通りで、日本のアニメコミックを見慣れた目で見れば単調で浅いアメコミは全く面白くないわけですよ。
スーパーマンやバットマンは知名度はあっても、実際に欧米で好きなコミック読まれてるコミックを聞くと「NARUTO!」とかえってくるわけですからそりゃそんな発言にもなります。
つか日本でアメコミを意識した「僕のヒーローアカデミア」や「ウチのムスメに手を出すな」が本家のアメコミよりはるかに面白いわけですから、何をか言わんや。

当然ながらそれを原作とする最近のMARVEL/DCの映画群も話が浅すぎてどこが面白いのか個人的にはわからないものばかりだったんですが、しかしこの「スパイダーマン:ホームカミング」はかなり面白いんですよね。

で、その理由を考えたんですがキャラ造形やストーリー展開、AIや机の人相手に随所にみられるお約束のボケとツッコミが日本のアニメやコミックに近いからじゃないかなぁ、と感じたわけです。
たとえばAIのお姉さんが「瞬殺モードいきますか」と言う度「瞬殺モードはだめだよ」と天丼で何回もつっこむシーン。
あそこ、吹き替えで観ると榎木淳也と井上喜久子の掛け合いになってて、もはや日本のアニメを観ているよう。

旧来のアメコミ実写化映画と一味違うそのあたりが、面白く感じた理由なんじゃないかと思います。

あと「ホームカミング」、こんなイベント、アメリカの学校にあるんですね。
てかアメリカの学校、リア充系イベントばっかじゃん…
プロムに誰を誘うかで悩むだけかと思ってましたが、こんなに陽キャイベントだらけの生活、陰キャにはなかなかつらそうです。
あばれて万歳さん [インターネット(吹替)] 7点(2021-09-05 15:48:41)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 47件
作品の平均点 6.09点
作品の点数分布
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200.00%
312.13%
424.26%
51429.79%
61021.28%
71531.91%
8510.64%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.18
このレビューの偏差値 56.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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