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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
製作国
上映時間124分
劇場公開日 2024-01-26
ジャンルアクション,ドラマ,SF,戦争もの,アニメ,シリーズもの,TVの映画化
レビュー情報
オリジナルのSEEDとDESTNY自体が、両澤カラー満載の悪い意味で情緒的でちょっと支離滅裂でアタオカな話だったわけですが、両澤亡き今の劇場版は多少まともかと思いきや、潜伏期間が長かった分すでに劇場版用にある程度シナリオを書いてたんですね、がっかりです…
テレビアニメ版以上にひどい子供騙しなキャラとストーリーで観ている間どれだけ失笑せずに耐えられるかが問われるひどい映画でした
テレビ版の途中で完全に放り出された「ナチュラルとコーディネイター」という設定をいまだにひっぱってるのは本当に意味不明です。
だってさSEEDの最初のワンクールくらいまでは「ナチュラルとコーディネイターに明確な能力差がある」という前提で話が進んでたわけでしょ、「モビルスーツはコーディネイターじゃないと性能発揮できない」みたいに。
なのに途中から(それだとほとんどのキャラがモビルスーツに載れなくて作劇上困るし、主人公サイドがみんな能力劣化してる側ってんじゃさすがに都合悪いから)なし崩し的にない事にしちゃったわけじゃないですか
そのなし崩しにしたはずのナチュラルやコーディネイターとかいう単語をまたまたかつぎ出されてもねぇ…

そもそも登場人物が(特に新規の登場人物が)どんなアホの子が考えたらこんなキャラができるの…という脳内お花畑でナルシーな奴ばかりで、劇中で失笑必至の発言を連発してるわけです。下野紘のセリフなんて文字起こししたら「どこの宝塚キャラ?」みたいなセリフばっかですよ、笑わずにいるのは無理です。
他のキャラにしても同様で誰がしゃべっても吹き出しそうになるので「お前らもうしゃべるな…」と言いたくなるのですが、しかし誰もしゃべらないと話が全然進まない問題…つらい

作画の方もテレビ版から特に優れてるわけでもなく、てかラクスクラインはじめ女性キャラがときどきベテイプープと化すのはなんなん?(さすがにルナマリアはベティ化してませんでしたが)

BGMは新規に少し大仰な曲が増えてますが、序盤でラクスの「静かな夜に」(=ミーアキャンベルの「QUIET NIGHT CE73」)をBGMアレンジした曲がかかったときは「あぁSEEDなんだな」と思わせてくれました…が、そのあとがもうね…ひどすぎて

てか種割れるはずのシーンで種割れないって根幹からおかしくない??

この映画はフアンの間で評判がいいそうですが、どうもガンダムSEEDのフアンとは話があいそうにありません…

あ、唯一よかった点がありました。3度目にして桑島法子のキャラがついに死にませんでした笑
あばれて万歳さん [インターネット(邦画)] 1点(2024-06-13 16:25:04)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 6.25点
作品の点数分布
000.00%
118.33%
200.00%
300.00%
418.33%
5325.00%
600.00%
7325.00%
8216.67%
9216.67%
1000.00%
作品の標準偏差 2.24
このレビューの偏差値 39.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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