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キャリー(1976) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キャリー(1976)
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1977-03-03
ジャンルドラマ,ホラー,サスペンス,シリーズもの,青春もの,学園もの,小説の映画化,オカルト映画
レビュー情報
《ネタバレ》 わたくし、この映画との最初の出会いはわりと悲劇的な状況でありまして、高校生くらいだったでしょうか、たまたま昼下がりにテレビをつけたらこの映画を放送してたわけですが、それがなんとラストの5分くらいのところ。

なんかわからんけど女性がお花を供えたらお墓から手が出てきて…ってとこで「なんだろうこの映画」と思ったのがキャリーとの出会いでした。
いきなりラストだけを観るというのは映画との出会いとしてはわりと悲劇だと思うのです。

もっともこの映画の映画的なアレンジ部分であるその「手が出る、しかもそれが夢」というとってつけたようなお化け屋敷的ラストシーンに関してはわりと賛否両論あるところですし、そもそも映画の本質的にどうでもいいシーンだったのは幸いだったと言えるでしょう。
その何年か後、改めて観たときにはちゃんと映画を新鮮な気分で観る事ができました。

これがたとえば『「ソウ」のラスト数分だけを偶然観ちゃいました』なんかだったら後から取り返しがつかなかったと思います。

そういう意味では最後にどうでもいいシーンを入れてくれたデパルマは偉かったと言えるでしょう、うん。
あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 7点(2016-11-14 23:57:16)(良:1票) (笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 207件
作品の平均点 7.01点
作品の点数分布
020.97%
110.48%
200.00%
352.42%
473.38%
5157.25%
63818.36%
75928.50%
84320.77%
92210.63%
10157.25%
作品の標準偏差 1.76
このレビューの偏差値 49.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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