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《ネタバレ》 とりあえずこの映画についてよく言われるイエメンへの差別だなんだという問題を置いといて…と
わりと純然たる法廷物サスペンス映画なわけですが、そう捉えたときにあまりに落ちが弱いです。 途中まではまぁまぁ面白いんですよ。 裁判がずんずん進み、ビデオ隠蔽がばれるのか?とか大使夫人が急に証言台に立つか?とか観ている側はそういうカタルシス的展開を想像するわけですが、しかしそういう事は何もなく、結局、終始弁護人の言い合いだけで、陪審員が印象で判決くだして終了。 しかも、映画を観ている人が期待していたビデオ隠蔽や偽証については映画のラストに文字でさらっと結果が表示されるだけっていう。 いや「そこがどうなるかが観たかったんじゃん!」という肩透かし感はハンパないわけで…どうしても点数は下がっちゃいます。 それはさておき、この手の証拠隠しだなんだは、ちょうどこれを書いている今も赤木氏の公文書改ざん問題で国が証拠文章を開示しないスタンスを崩してないとか、明らかに隠蔽があるのに放置されているサクラ問題とか、日本でもそういう話は現実に沢山あるわけで、そんな事だから変な陰謀論とかが幅を利かすんだよ…とため息をつくしかない今日この頃です。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-10-30 04:54:35)
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