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少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
製作国
上映時間85分
劇場公開日 1999-08-14
ジャンルラブストーリー,ファンタジー,アニメ,青春もの,学園もの,同性愛もの,TVの映画化
レビュー情報
薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇... この映画の印象を一言で語ると、こうだ。

  一般アニメオタクにはむしろ喜ばれないだろうと思えるつくりで、かといって一般視聴者が見るとも思えない、まさに
「わかる人だけ喜んで見ればいい」という、かなり視聴者を限定するタイプの傑作テレビアニメ「少女革命ウテナ」の劇場版が本作。

 テレビの再編集物ではなく、エッセンスだけを残したまったく別の一本の映画となっている。
 本編の売りである豪華絢爛さは劇場用としてさらにパワーアップ。まさに画面は薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇..。状態。 
 ただ、テレビ版にあった、話の深みや奥行き、「なんなんだこれは」的爆笑を禁じえない謎のシーンの数々は
この劇場版ではだいぶおとなしくなっていて、劇場版でのパワーアップを期待したテレビ版フアンにとってはちょっとびみょーな感じ。 
もともと、かなりマニアックな層しか喜ばなさそうなアニメだっただけに、そのままで一般向け劇場作品とすることは
きつかったということだろうか.? 
  そして何よりいかんのは本編のテーマである「革命」のチープ&陳腐なこと。
テレビ版は見事に一人(いや二人?)の少女の革命を描いた秀逸なラストだったと思うが、こっちはなぁ..
 わかりやすいのもどうかと思うし、なにより感動もないんだよねぇ。
かかしじゃなぁ、影絵少女も必然性ないしなぁ..いやウテナカーは劇場向けのはったりとしてはいいと思うけど^^ 
 いくら一般向けにしたとはいえ、何も知らずにこの映画を見たパンピーは、間違って「キルビル」を見てしまったシロガネーゼのような衝撃をうけてしまいそう。そういう映画。 
あばれて万歳さん 6点(2004-04-20 17:18:53)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
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6266.67%
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8133.33%
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作品の標準偏差 0.94
このレビューの偏差値 42.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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