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《ネタバレ》 パニック映画によくありがちな、①主人公をことごとく邪魔する悪役、②主人公と一緒に行動する超ヒステリックな人物、③救助しようとするたびに起こるトラブル、などが一切出てこなかったので、最後までストレスなく見られて気分が良かったです。あえて言えば、副大統領が①かもしれないし、オオカミが③かもしれないけど、それほどのインパクトがないんです。というか、登場人物全てが薄っぺらです。この映画で起きた災害は現実に起こり得るらしいけど、そこまでリアル味を感じられないのは、やはり人物の描き方が薄いからかと思います。でも私は上記の3点がすごくストレスになるタイプなので、それがなかったことは本当に良かった。そういう理由でパニック映画を避けている人には、こちらの映画はおすすめです。最後、ビルの屋上に大勢の人が出てくる姿を見た時は、心からホッとしました。後味いいです。
【づらちゃん】さん 6点(2004-07-09 09:20:07)
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