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《ネタバレ》 飛行機事故を予言したアレックスの身の回りの者たちが次々と変死を遂げることで、警察はアレックスが全ての首謀者であるかと疑いをかける。実は全部死神の仕業で死の筋書きが招いているものなのだが…。こんな理由で警察に追われながらも、目に見えない死神を相手に死のゲームに挑むスリルサスペンスなのだが、映画が進むにつれて少しずつテイストが変わってくる。生き残った7人の最初の犠牲者・トッドはバスルームで足を滑らせ、首にワイヤーが巻きついて死んでしまう。次なる犠牲者・テリーはバスに轢かれて即死。3人目の犠牲者の先生はパソコンの破片が頚動脈を切り、最後はキッチンのナイフが胸に刺さって死んでしまう。あそこまで偶然らしく見せかけられて結局死んでしまう人たちを見ると、アレックス達がどのように死神から逃れるのかと言う事は二の次になって、今度は誰がどういう死に方をするのかということが気になってしまう。実はこの映画はサスペンス映画である一方、いかに残酷な死を見せるのかというホラー映画でもあったのだ。しかし、ただのホラーとは違って、「怖いもの見たさ」を満たすだけで終わらない。というのも「死の筋書き」というコンセプトがしっかりとストーリーを支えていて、きちんとオチにも反映されているからだろう。現実にはあり得ないストーリーで楽しませてくれる。映画はこうでなくっちゃ。
【もっち~(←にょろ)】さん 7点(2004-02-07 03:14:32)(良:1票)
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