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《ネタバレ》 ジェット・リーが映画の宣伝を見て純粋なアクションかと思いましたが全然違いましたね。この作品は歴史・ファンタジーでアクションは味付けでした。まぁ、監督が「初恋の来た道」や「至福の時」の監督ですからね。純粋なアクションを期待する方が間違いだったのかもしれません。まぁ、肩透かしを喰らったおかげでちょっと拍子抜けしてしまいましたが、実はアクションは満載なんです(どっちだよ?)。ただ最初からワイヤーアクション全開で、見ていて飽きてしまうのです。そして途中から戦っているのではなく舞いを踊っているように見えるのです。ストーリーはというと、王の命を狙った暗殺者の3人を殺したと見せかけて王に近づいて行くという発想は面白いと思いました。ただ、想像や虚構の映像に重きが置かれていて、無名と王の駆け引きにそれほど見応えが無かったのが残念ですね。無名は結局王を殺すのを止めるのですが、殺すか殺さないか無名が迷っているようには見えませんでしたから、王を殺さないという決断がそれほどドラマチックに感じられませんでした。ただこの映画の一番の見所は「アクション」でも「ストーリー」でも無く「映像の美しさ」だと思います。映像は本当に綺麗だったので是非DVDでご覧になって頂きたいです。
【もっち~(←にょろ)】さん 7点(2004-03-26 19:03:59)
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