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《ネタバレ》 3時間は正直長かったですが、「生」とは何か?「死」とは何か?そして「愛」とは何か?をじっくりと考えさせてくれる映画でした。登場人物の描写がとても丁寧で、その時その時でそれぞれのキャラクターが何を思い、考えているのかがとても分かりやすかったです。きっと監督がこの映画で描きたいものをきちんと俳優も理解していたんでしょう。俳優達も自分たちの演技力を最大限に活かし切れたんじゃないかと思います。スクリーン上の役者たちはとても輝いていました。個人的に一番好きなシーンはウィリアムの65歳の誕生日にウィリアムの長女アリソンが「お父さんの娘に対する好みは構わない。ただあなたは私のお父さんであることには変わりが無い」みたいなことを言うシーンです。長女のアリソンは父親のためを思って65歳の誕生日を盛大にしようと躍起になっていました。しかしそれは本当に父親が望んでいるものとは違います。それでも娘の精一杯の気持ちを優しく受け入れるウィリアムの姿はとても感動的で思わず涙してしまいました。映画のラストには賛否両論ありましょうが、穏やかな気持ちになれる映画です。
【もっち~(←にょろ)】さん 7点(2004-09-14 17:53:53)
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