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バッド・エデュケーション(2004) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バッド・エデュケーション(2004)
製作国スペイン
上映時間105分
ジャンルドラマ,犯罪もの,同性愛もの
レビュー情報
《ネタバレ》 音楽はものすごくよい。

エンド・クレジッドで流れる曲は聞き入ります。

危ない作品内容もこの監督の独特の色彩とカット割りで、

娯楽サスペンスにも取れる映画作りとなっています。

ただし私的にはちょっと合わなかったです。

突然現れたガエル・ガルシア・ベルナルは結局復讐のために全編を通じて活躍するのですが、

私は彼をなぜかマイク・マイヤーズ似だなぁと見てコメディに見ちゃいました(苦笑)

サスペンス的には二重三重で面白いしそのわりにわかりやすい。

難解ですが演出や編集がうまいので戸惑いません。

丁寧に作っています。

しかし「オール・アバウト・マイ・マザー」もですが・・

この監督作品の男優(ゲイ役の)と私は合いませんねぇ・・

いかにもってな感じだから(まあだからわかりやすいのだけれども)

引いてしまうんですよね。

幼少時代の純粋な愛引き裂かれた初恋が、

たとえ男同士であれども感情移入はできます。

そこにはやはり少年同士というみずみずしさと、

その年頃の恋の場合は男女も関係はないと・・

しかも引き裂いた悪役が神父なのです。

カトリックの寄宿学校という環境で神父は異常愛者。

この神父への復讐がある脚本がきっかけで始まるのですが・・

こういったサスペンスとして観られれば面白いかも。

お金、性欲、復讐・・もうドロドロです。

唯一といってもよいエンリケ役の薄い顔のフェレ・マルティネスが救いかも。

あまりに現実主義な彼の生き方に、

初恋を裂かれたあきらめも仕事に生かすという、

クールな生き様に感傷は感じなかったです。

やはり子供時代で終わってましたね・・

アルメイダさん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-02 13:18:10)
その他情報
作品のレビュー数 26件
作品の平均点 5.54点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
313.85%
427.69%
51142.31%
6726.92%
7415.38%
813.85%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.08
このレビューの偏差値 53.94
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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