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メイド・イン・アメリカ(1993) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 メイド・イン・アメリカ(1993)
製作国米,仏
上映時間110分
劇場公開日 1993-07-10
ジャンルコメディ,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 最後にどんでん返しがありそこそこ楽しめるハートフル・コメデイ。

ウィル・スミスが若いですねぇ~(しかし今とそう変わらないのもある意味不気味)


ウーピーの娘がすごくかわいいです。

美人というわけでもないんですが好きです。

全体の作品内容やこの娘役の俳優の表情から、

ある日本のテレビドラマを思い出しました。

「セカンドチャンス」確か田中美佐子と赤井秀和だったと思う。

あのドラマはわりと好きで観ていました。

こちらは洋画でしかもコメデイなんですが、


大事なのは見えない父親の存在ではなくて、

今からの父親の存在なんですよね。

出来すぎているとかありえないとか言ったらおしまいなんですが、

コメデイというジャンルで親子愛に恋愛にとうまく演出され、

単なるお調子映画ではなく考えさせられるところも・・

家族で観てもいいし恋人と観てもいい。

けれど固いおうちではちょっと笑えない演出もありますが・・

ウーピーの自転車運転はどう見ても迷惑で危ない。

ああいう勝手な人って実際いますよね~

そんな彼女に説得力が唯一あったのが、

好きな男を亡くし誰かを愛したいからあなたを作ったという、

娘に対して言う言葉。

それならたとえ人工授精といえどもパパを調べたいという娘の秘密行動。

ここに絡んでくるのが若いおとぼけスミス。

頭のいい彼女にくっついてるだけの幼馴染の高校生!

人工授精センターで採取するオトリになるのがおかしい。

ここらだけで大笑いできますが、

そこからパパだと調べた相手テッド・ダンソンが、

どうしょうもない派手で女たらしのバカ。

あれやこれやで結局はウーピーとダンソンの新たなる恋愛が始まるのですが・・

これは娘にしては面白くはない。

このくらいの揺れる子供の心をうまいこと演出しています。

ドタバタのように見えてきちんと見れば人情ドラマにもなっている。



だらしないけど明るく前向きな母と、

嘘のようにかしこい娘。

この娘のおかげで出会えたパパは本当のパパになるに違いない。

たとえ事実であるパパに出会えたとしても・・

今が大切という非常にポジティブな映画ですので、

過去にとらわれるセンチな映画ももちろんいいですが、

たまにはこんな逆転の発想の楽しい夢のある映画もいいかもしれません。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 14:33:43)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 6.69点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
300.00%
4212.50%
5212.50%
6425.00%
716.25%
8531.25%
9212.50%
1000.00%
作品の標準偏差 1.61
このレビューの偏差値 47.35
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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