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プランケット城への招待状 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 プランケット城への招待状
製作国アイルランド,英,米
上映時間99分
劇場公開日 1989-09-15
ジャンルホラー,ラブストーリー,コメディ,ファンタジー
レビュー情報
《ネタバレ》 実は、ニール・ジョーダン作品が好きかも知れない・・

まだ「インタビュー・ウィズ・バンパイア」しか見てないのに、

なぜかこの監督の世界は気になった。

あとは面白い作品に出くわせばいいのだけれど。

ティム・バートン<ニール・ジョーダンかも。

どこがいいのかというとほんとにまだこれで2作しか見てないんだけれど、

絵本のようで舞台劇のようでホラーのようで・・つまりファンタジーかも。

この作品で言えば、つかみのコメディはロバート・ザメキス初期作品みたいだし、

説明しながらたいそうに感動させようとしているさまは、初期スピルバーグのテレビ版みたい。

世にも不思議なアメージングストーリーみたいな、子供向きか大人向きかわからない曖昧さ。

あのインタビュー・ウィズ・バンパイアでもそうだった。

ホラーなのか史劇なのかわからないままコメディになった。

このスピルバーグ系(あくまで初期のファンタジー)に慣れてない人にはわからない変な世界。

それが、ニール・ジョーダンにはあると思う。

全体で見れば破錠しているファンタジーだが妙に美しい。

大げさでなぜか心地よい舞台劇のような音楽。

P・オトゥールに最後まで案内役をさせていたら、この作品は評価が高くなると思う。

舞台劇のように始まった語り部はどこへ・・?

最後がまあロマンティックでかわいいお話なんだけれど、

「このお話はこうで・・」と、閉めてほしかったなぁ。

映画の中にちゃんと舞台も作ってるのに。

最初はほんとにゼメキスの初期作品(スピルバーグ製作のドタバタ)かと思うくらい、

かなり強引なぶっ飛ばしコメディだったので、全然笑えず困った。

そのスピードがだいぶ落ち着くと俳優の演技も生きてきて、

笑える余裕がこちらにも出てきた。

前半ゼメキス後半スピルバーグの過去のファンタジーをくっつけたみたいな・・

いやでも、後半のあの下ネタはスピルバーグは絶対やらないだろう(笑)

上品な俳優(語り部が舞台劇の喋りかただし)とエロ展開からドタバタと忙しく変な作品だ。

この作品のコメディが好きな人もいるとは思うが、

私は真面目に作り直してほしいかなと思った。

お話と映像はなかなかよかっただけに残念。

もしかしてこれが、ニール・ジョーダン(爆)



アルメイダさん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 06:58:02)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.82
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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