Menu
 > 作品
 > ホ行
 > ボーン・アイデンティティー
 > 恭人さんのレビュー
ボーン・アイデンティティー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ボーン・アイデンティティー
製作国米,独,チェコ
上映時間119分
劇場公開日 2003-01-25
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,ミステリー,ハードボイルド,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 ラストに至って、CIAのプロジェクトの欠陥を隠蔽し、更なる予算UP(ないし、最低限維持)の為に、ボーンを執拗に狙っているという真相が明かされる。DVDには、削除シーンとして、女性精神科医がボーンの暴走がCIAの行きすぎた訓練のせいであることを指摘するシーンが収録されている。このシーンがあった方が、CIAの真意がわかりやすくなるのだが、映画自体がボーンとともに観客を混乱に招くことを狙っているので、削除したのも納得。まぁ、その分、ボーンがCIAの刺客であることは、もっと終盤まで隠してほしたかったのだが。ダグ・リーマンは、パリを中心としたヨーロッパの情景をうまく活かし、ハリウッド大作とは一味違う色づけに成功していて、素晴らしい。しかし、ヒロインには今ひとつ魅力はないし、デイモンもヒーローとしてのオーラは感じない。主要キャストには不満が残るものの、冷徹で性格描写の少ない中、芝居だけで人間性を浮き彫りにし、作品に深みを与えたクリス・クーパーには、賛辞をどれだけ贈っても足りないくらいだ!
※ラドラム、一世一代の大傑作である原作(邦題「暗殺者」)に比べれば、やはり落ちるんだけど、8点には充分値するアクションムービー。興味を持った方は、是非原作も読んでね♪ ちなみに小説の続編である「殺戮のオデッセイ」「最後の暗殺者」は正直駄作。評判のよい映画2作目(「殺戮のオデッセイ」を元に脚色)は本当に面白いのかなぁ?!
恭人さん 8点(2004-09-15 19:08:24)
その他情報
作品のレビュー数 346件
作品の平均点 6.25点
作品の点数分布
000.00%
120.58%
220.58%
392.60%
4277.80%
56117.63%
68925.72%
78825.43%
84914.16%
9164.62%
1030.87%
作品の標準偏差 1.51
このレビューの偏差値 57.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ボーン・アイデンティティーのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS