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座頭市(2003) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 座頭市(2003)
製作国
上映時間116分
劇場公開日 2003-09-06
ジャンルアクション,コメディ,時代劇,リメイク,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 脚本重視の俺としては、脚本軽視(というよりもメモしか用意しない!)の北野監督はあまり好きな存在ではない。しかし、本作はなかなか楽しく鑑賞できた。何より、北野監督が小難しい独りよがりを見せなかったからだろう。エンターテインメントに徹し、これまでよりはしっかりと準備した部分が伺える。タップと映像の連動もうまくはまっていたと思う。とはいえ、ラストのタップシーンはもっと広がりを感じさせる構図にするべきであったし、北京ゲンジのボケ役が演じたバカ息子のキャラクターもうるさいだけでまったく活かされていない。どうせなら、燃えさかる家のまわりもあのまま走り回っていたりすれば、少しは哀愁も感じられたのだが……。不満はあるが、オチもテーマを浮き彫りにさせる深いもので恐れ入った。そこで、北野監督が観客に初めて目を開いた作品として、評価したい。やはり、映画は目を開かないと作れないよ、武さん!
恭人さん 8点(2004-05-28 23:20:42)
その他情報
作品のレビュー数 355件
作品の平均点 6.61点
作品の点数分布
010.28%
100.00%
220.56%
3113.10%
4277.61%
54412.39%
66718.87%
79426.48%
87019.72%
9308.45%
1092.54%
作品の標準偏差 1.66
このレビューの偏差値 55.07
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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