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劇中のお爺さん曰く「ヒップホップ?あんなの音楽じゃない。真の音楽とはエリック・クラプトンみたいなのを言うんだ・・・云々」のセリフに落胆しつつ、我慢して見続けると、中盤以降段々と伝統色、民族色が濃くなってきて良し。ただ個人的に好きなダラブッカがバッコンバッコン鳴る「いかにも」って感じのものが無くて残念。同系統の映画「モロノブラジル」でもブラジル音楽であるにも係わらずボサノヴァが出てこなかったし、ジンジャーベイカーの「イン・アフリカ」でも西アフリカ音楽であるにも係わらずグリオがでてこなかった・・・この手の映画というのは、決してその国の音楽全網羅ではなく、あくまで「製作者の立場(本作の場合プログレロッカー)から見て個人的に面白いと思う音楽を集めた」(つまり偏っている)という意識で観る必要があるかも。とはいえ、滅多に目にする事のできない多種多様な音楽が映像付で聴けて面白かったです。
【番茶】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-28 22:49:17)
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