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息詰るような密閉空間での人間vs.機械の死闘、リアリティーを徹底的に追求した宇宙船の描写、これだけでも一級品のSF/サスペンスとして楽しめるのでこの点数です。ラストは下の方も言われているとおり何らかの意味はあるのでしょうが、あまり大した物ではない気がします。(続編があの「2010年」として成立してる訳ですし…)人類未踏の地に裸同然に放り出された人間は何を感じるか?これが提示されただけで良。 「ツァラトゥストラはかく語りき」について「ろくにニーチェの思想を理解してないシュトラウスが気分に乗って創り上げた誇大妄想的な曲」という評を見たことあります。この曲がテーマということは何だか意味深ですね。ラストについての喧喧諤諤を、監督はどういう気分で眺めていたんでしょうか。
【番茶】さん 8点(2003-12-11 20:25:48)
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