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処女の泉 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 処女の泉
製作国スウェーデン
上映時間89分
劇場公開日 1961-03-18
ジャンルドラマ,ホラー,モノクロ映画,犯罪もの
レビュー情報
マックス・フォン・シドーって晩年のスペクターのブロフェルド役くらいしか知らなかったけど、若い頃はこんないい感じの俳優だったのか。
この監督、他作を観ても、人生の苦難や死への恐怖に対してキリスト教的価値観でそれらをどう克服できるか・・を模索している風。
「神は何もしてくれない。どうしたらいいのか。」というのは昔遠藤周作の小説でも読んだような。あちらでは普遍的なテーマなんですかね。
欧米の歴史とは世界規模での侵略と虐殺の歴史。居ないとは解っていても「自分達の罪を許してくれる存在」を何か心の中に設定せざるを得ないのかもしれない。
良かったのは、おそらく小物にも神経を配ったであろう当時の生活様式の再現。
黒澤映画で海外の観衆が日本の中世時代(戦国~江戸時代)への想いを馳せるのと同様、ヴァイキング様式が抜けきらない北欧の中世時代に想像力が掻き立てられます。
番茶さん [DVD(字幕)] 8点(2016-07-23 07:21:04)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 6.74点
作品の点数分布
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328.70%
414.35%
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628.70%
7626.09%
8939.13%
914.35%
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作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 54.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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