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《ネタバレ》 うーん、納得いきません。なんで主人公はあそこまでミナを突き放しまくって最後まで否定し続けますかね? ミナが全く救われない上に、映画そのものもミナの存在を半端な状態でしか捉えてなくて、存在意義がひどく曖昧。主人公を庇いながら、ただ庇った、って表現だけがあって、結局物語の中で重要な役割を果たすまで行ってないですもんね。人形の霊を題材にしていながら、人形の霊そのものをきちんと定義しないままに脚本書いちゃった、って感じがしました。映画は館に訪れる系スタイルのホラーで、「弟切草」とか「ホーンティング」とかを連想しちゃってイヤな予感がする、って感じでしたが、あれらよりは楽しめました。しかし、前半のゆったりとしたテンポから一転して中盤で怒涛の如く集まった人々を処分しまくってしまって、なんでいきなり駆け足やねん!とツッコミ。主人公の頑なな態度のせいで誰にも感情移入できず、気が付いたら人形霊に同情してました、と。ミナの立場から見ちゃうと、主人公の態度、ありゃないよねぇ。それにしても、あんなに大きい目の人が現実に存在しているのだなぁ。
【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-02 01:03:27)
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