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8月のクリスマス(2005) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 8月のクリスマス(2005)
製作国
上映時間104分
劇場公開日 2005-09-23
ジャンルラブストーリー,リメイク,クリスマスもの
レビュー情報
《ネタバレ》 【全ネタバレ状態なので、未見の方はくれぐれもご注意下さい】冒頭から主人公は死に向かっている、というのが提示されて、そこから物語が展開してゆくのですが、どうもこれがなかなかに退屈してしまって。リアクションの薄~い主人公に感情移入ができない場合、そのめちゃくちゃゆったりとしたテンポがかなり厳しいモノになってしまいます。たまに登場する主人公の父や妹の心情に心が動いたりするんですけど、あくまでたまに、な登場ですし、ヒロインは最後の手紙までずっと知らない状態ですし。でも、後半、主人公が残される人々に向けて自分のすべき事をひとつひとつ形にしてゆくところはジーンと染みてきました。激しいドラマは殆どなく、死んじゃう、悲しい!っていう映画ではありませんが、じっくりと死を受け入れてゆくことの哀しさが表れています。関めぐみは臨時とは言え、ちょっと教師としては子供っぽ過ぎない?って感じや演技のぎこちなさがありましたが、死を迎えようとしている男の前にひととき咲いた花としては十分に魅力的でした。静かな音楽と落ち着いた画面。生きている間に自分は何ができるのだろう?この世に何を遺せるのだろう?そんなことを真面目に考えるのにはちょうどいい空気の漂う映画だと思います。
あにやん‍🌈さん [DVD(邦画)] 6点(2006-08-25 00:21:14)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 5.31点
作品の点数分布
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3212.50%
4212.50%
5425.00%
6743.75%
700.00%
800.00%
916.25%
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作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 53.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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