タイトル名	ザ・ウォーカー
製作国	米
上映時間	118分
劇場公開日	2010-06-19
ジャンル	アクション,ドラマ,サスペンス,ＳＦ,アドベンチャー

《ネタバレ》　本が○○だったらつまんないなぁ、と思ったらモロに○○で、あーあーって。その上、終末の世界で文明崩壊してて人食いがあったりして、悪夢の『ドゥームズデイ』の再来か？と。近未来ＳＦって言ったって、基本、西部劇ですしね。でも、クライマックスからオチで「そう来たか！」って。オチだけで「ああ、面白かった」って。個人的にはオチを楽しむ映画。それに盲信的な信仰に対する批判の映画でもあって、必ずしも一方的価値観に基づく物語でもないのだなぁ、と。主人公が啓示を受けて行動しちゃってる時点で、西洋的価値観の世界の話ではあるのですが。色のない退色した世界の渇いた感覚が絶妙で、でも金門橋にたどりついたあたりから空に色が着いているのは、そこにまだ文明の光明が残っているからか、それともそこから新たな再生が起こる事を意味しているのか。あのオチを見た後だともう一度見直したい気持ちもあるのですが、もう一度お金を払うだけのものかと言うと・・・うーん。

作品のレビュー数	61件
作品の平均点	5.75点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 1 1.64％ 3 0 0.00％ 4 9 14.75％ 5 11 18.03％ 6 26 42.62％ 7 10 16.39％ 8 4 6.56％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.18
このレビューの偏差値	51.76 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値