Menu
 > 作品
 > シ行
 > 食堂かたつむり
 > あにやん‍🌈さんのレビュー
食堂かたつむり のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 食堂かたつむり
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2010-02-06
ジャンルドラマ,小説の映画化,グルメもの
レビュー情報
《ネタバレ》 料理法を大々的にミスっていながら素材の良さで辛うじてキチンと味わえるものになっている、っていう感じ。合成着色料(ヘンなCG)、化学調味料(インチキくさいセットやキャラクター造形)、人工甘味料(半端に心情や状況を説明しちゃうモノローグ)添加しまくりな作りなんですよね。そんなの一切いらないの。ただ素材の良さをシンプルに撮ればそれでいいの。で、だからかなりヘンな失敗作なんですが、原作にあるのでしょう、食べるということ、料理を作るということの大切さ、そこに込められた思いみたいなのはちゃんと出ていて、役者の皆さん、特に柴咲コウがしっかり役柄を受け止めていて。素材は申し分ないのです。父が他界して以来(このところの私のレビュー、ちょっとウザい事になっているかもしれませんが、もう少し続きます)、四十九日までは、と父の好物を毎日作ってお供えしているのですが、料理を作るという行為にある儀式的な側面に共感し、映画に描かれた生と死と食に、色々な思いを廻らせる事ができました。デキは悪いですが、気持ちはこもった映画という感じがしました。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 6点(2010-02-17 15:29:43)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 3.16点
作品の点数分布
0210.53%
1315.79%
2315.79%
3315.79%
4526.32%
500.00%
615.26%
700.00%
8210.53%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 2.25
このレビューの偏差値 55.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
食堂かたつむりのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS