Menu
 > 作品
 > ス行
 > スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
 > あにやん‍🌈さんのレビュー
スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
製作国米,英,カナダ
上映時間112分
劇場公開日 2011-04-29
ジャンルアクション,コメディ,ファンタジー,青春もの,音楽もの,ロマンス,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 くだらねー! マトモなシーンがまるっきりない、最初から最後までロクでもないモンが連なってるだけの映画。ユニバーサルのロゴが荒いドット絵、ファミコンのPSG音源みたいな音楽で幕が開ける時点から、この映画ヤバいでしょって。でも、こっちの予想を上回ってメチャクチャ。頭の悪そうなバカロック青春映画が突如として対戦格闘映画へ転じる上にマサラ、カンフー、超能力乱れ飛び。どう見てもダメな主人公が何故か女にモテまくっててバンドやっててしかもとても強いっていう、リアリティの欠片もない、ダメなヤツの妄想が暴走してるだけの状態。テレビゲームがメインとなる大量のネタはひたすら同族に対するウケ狙いばかり(「今のSEはメジャー過ぎて逆になんだったか思い出せない・・・『マリオ』のコインじゃなくて、えーと、あ、『ソニック』のリングだ」みたいな事を考えてるうちにどんどん先に進んじゃう)。自分でもよくやる、人生をゲームに例えて(え?フツーやらない?ほら、経験値積んでそろそろレベル上がったかな?とか)、そこから何らかのメッセージを発信するかと思いきや、なんやの?1upしたのでやり直し可とか。最初から最後まで映画として物語やシーンやカットがちゃんと流れてはいません。『エンジェル・ウォーズ』もそうなのですが、行くところまで行っちゃった、抑えなんてまるで効いてないリビドー暴走映画。本当にダメな映画。で、そのダメさがぴったりフィットな人間にとっては限りなく甘美な世界である訳でね。『ソウルキャリバー』や『モータルコンバット』等のゲームだけでなく、昔のテレビ版『バットマン』から韓国映画やら中島哲也監督作品やら『(500)日のサマー』やら『マクロスF』あたりまでいっぱいのアレコレを思い出しちゃニヤニヤする、傍から見たらキモチ悪いだけな集団自慰映画。悪いっちゃ悪い。でも仕方ない。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 10点(2011-05-02 17:40:30)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 5.89点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
313.57%
4310.71%
5828.57%
6725.00%
7621.43%
827.14%
900.00%
1013.57%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 69.60
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS