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タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
製作国
上映時間107分
劇場公開日 2011-12-01
ジャンルアドベンチャー,漫画の映画化,CGアニメ,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 私が映画オタクになった頃に一躍トップに躍り出たスピルバーグと、その世界を音楽で彩ったジョン・ウィリアムズ。そのコンビが今の時代に、まだこんなにも最前線で勝負できてるって事が何より嬉しい映画でした。今や世の中にCGが溢れかえり、どんなに実写に近づき、どんなに凄いCGを見せたところで「所詮はCG」と思わせてしまう状況の中にあって、スピルバーグはあくまで映像表現の道具としてのCGの見せ方を圧倒的なレベルで見せてきます。全編、CGでなければ表現できない、CGだからこその映像で溢れ、だけどそれは「所詮はCG」ではなくて、CGを使わせたら自分ならここまで見せる事ができるんだよ、っていうスピルバーグお得意の映像の快楽イベントお披露目の世界、最新ヴァージョン。ルーカスやキャメロン、バートンといった、最先端テクノロジーを嬉々として使う人々がCGという技術では数多のクリエイターとの差を見せつけるところまで行っていないのとは違って、ライブ主義、フィルム主義なスピルバーグがCGを道具として使った時にはここまで行けちゃうんだよ、っていう。これまでのサントラの幕の内弁当みたいなジョン・ウィリアムズの音(『ハリー・ポッター』で『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』で、そしてもちろん『インディ・ジョーンズ』で)と共に、この老境に差し掛かった、あるいは老成した人々が創造した映画は、他の追随を許さず凄まじいスピードで疾走し続ける快作でした。まあ、その疾走っぷりは脚本やキャラまですっ飛ばした感は否めませんが。
あにやん‍🌈さん [試写会(字幕)] 9点(2011-12-04 19:57:36)
その他情報
作品のレビュー数 38件
作品の平均点 6.42点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4410.53%
5513.16%
61128.95%
7821.05%
8923.68%
912.63%
1000.00%
作品の標準偏差 1.33
このレビューの偏差値 64.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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