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アメイジング・スパイダーマン2 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アメイジング・スパイダーマン2
製作国
上映時間143分
劇場公開日 2014-04-25
ジャンルアクション,サスペンス,SF,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,青春もの,ロマンス,漫画の映画化,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》  愛しているのに恋人と別れて、その恋人がイギリス行くとか言いだして、久々に再会した友人はいきなり先天的な病で死ぬとか自分の血が欲しいとか言って、両親はなんで自分を残して死んだのか知りたくなって、自分のファンだった男がいきなりキレた存在になって、色々背負い込んで色々イヤになっちゃって、そんなん全部対応しきれませんがな、ってリアクション薄くなるピーターくん。
 映画そのものも色々ゴチャゴチャ背負い込んだそのまま、観客が受け取るイメージもゴチャゴチャとそのまま。
 そりゃ人生色々あって色々と抱え込んだりもしますけど、その感覚のまま映画ってカタチにすりゃいいってモンでもありません。

 結果、どれもこれも中途半端。最後にピーターのハリーに対する感情は描かれませんし、エレクトロはただ破滅しただけの自業自得キャラとして済まされてしまいます。グウェンに関しては原作が原作なだけに彼女がヒロインな時点でいつかこの時が来るんだろうなって予感はありましたが、それをクライマックスに持ってくる事でそこだけが突出した、重い苦い後味の残る映画となって。

 ニューヨークの街を3Dでぐるんぐるんと駆けめぐる映像は痛快で、スパイダーマンのお気楽な言動はコミカルで。
 だけど盛り込まれたドラマはどれも暗く最終的に救われもせず、そんな終わり方かぁ・・・みたいな。最近のアメコミもので終わった後、気分良く劇場を後にできた作品ってなんかあったかいな?と。暗いドラマを背負わせる事自体は原作由来ではあるのですが、なんだかアメコミ娯楽作品は必要以上にドロドロと暗い映画ばっかりだなぁ、って印象。
 もっと明るい、すぐ死ぬだの死んだだの言わないアメコミ映画が見たいわ。

 ところで本編ラスト数カットがそのまま予告編に使われてたのはどういう事でしょう? 予告編で見慣れたカットの次にエンドロールが始まるなんて、斬新と言うかバカと言うか・・・
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2014-04-29 21:40:45)(良:2票) (笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 47件
作品の平均点 5.89点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
212.13%
336.38%
436.38%
51123.40%
61429.79%
7919.15%
836.38%
924.26%
1012.13%
作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 50.42
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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