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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド
製作国
上映時間88分
劇場公開日 2015-09-19
ジャンルアクション,ホラー,SF,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,パニックもの,特撮もの,モンスター映画,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  日頃映画に対して大口叩き気味なこの人達の腕をもってしても『サンダ対ガイラ』の出来損ないみたいなモン作るのが精一杯なんですかねぇ。

 あらすじと回想とで前作の映像を使いまくり、エンドロールまで引くと正味77分くらいしかない続編、なのにダレます。キャラやドラマがつまらないのは前作同様(っていうか同時に撮られた、元々は1本に収まるようなシロモノですが)。
 長谷川博己のキャラなんかは笑わせたいのかなんなのか。『天空の蜂』でも思ったのですが、シャンパングラス手にするとオシャレみたいなビンボ臭いアタマで作ったビジュアル見せられると本当にいたたまれなくなってしまって。
 水原希子の言動には流れがなく唐突で何考えてるんだか、って状態ですし、三浦春馬は単にギャーギャー叫んでるばかり。

 それでもまだマシだと思ったのは、物語が意外にも凡庸でありきたりなところに落ち着いた点でしょうか。これでヘンにぶっ飛んで行って観客置き去りなオチを付けたとしたら目も当てられなかったわけですが、フツーになった事で「ああ、フツーですね」って。「大きな壁の内と外、って新井素子かよ!」みたいな使い古されたテーマを特に新しい視点で描く訳でもなくフツーに持ってきました、ってところでここら辺が限界点です、みたいなのが垣間見えて。せめてものバランス感覚、ってところでしょうかね。
 ただ、エンドロール後の部分は要らなかったと思います。更にありきたりなアレによって作品世界をもの凄く狭く退屈なモノにしてしまっています。

 前編のダレまくるドラマ部分と後編の水増し感。セコい商売してないで一本で公開しようよ。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 4点(2015-09-20 22:28:44)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 3.32点
作品の点数分布
013.57%
113.57%
2932.14%
3414.29%
4725.00%
5310.71%
627.14%
713.57%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 52.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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