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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
製作国
上映時間118分
劇場公開日 2017-08-04
ジャンルアクション,SF,ファンタジー,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  原作未読、つーか微妙に読んでない事もないのですが「そんなもんは読んでるウチに入らん」って言われちゃうレベルで。
 で、あまり知識が無い状態で見た映画は、なんかフツーって感じ。これだけ有名な原作で、あれだけアクの強い絵柄のマンガなのに、だらーっと普通に映画化しちゃいました、って印象。
 会話シーンを引きの画で長回しって、わりと三池作品に見られる傾向なのですが、この映画でも多用されていて、それがテンポを殺し、演技の間の悪さを露わにし、映画の印象をボヤかしてしまっています。もっと時間をかけて凝った撮り方と編集ができなかったんでしょうかねぇ。印象的な画に欠ける映画で。
 これもまた「記号としての学校のチャイム」が鳴っちゃう映画で、なんかセンスが古めなんですよね。三池監督だとこのくらいなのかな、って思ってしまって。

 演技にしても普通な感じで、なんていうかもっと「ジョジョ演技」みたいな独自な演技法があっても良かったんじゃないかなぁ。物語とキャラさえ原作に寄せればそれでオッケー、っていうのはあまりにフツーなマンガ原作の邦画ですよねぇ。もちろんヘンな事して悪い方に転がる危険性を避けているんでしょうけれど、タイトルが冒険って言ってるんだから映画も冒険しなくちゃ。

 でも、テンポは悪かったけれど退屈はしませんでした。それぞれ全く特徴の異なるスタンドのぶつかり合いが多彩で(神木くんの、さんざん引っ張ってみせた上でのあのスタンドはツッコミどころでしたが)、次から次へと更に強い敵が現れる勝負の物語は王道の少年マンガの世界で。続編ありきな作りなせいか、せっかくの妖しげな小松菜奈はちっとも物語に絡まない、なんのために出てきたのか不明な存在でしたが。
 全体的にはコスプレ映画って感じの中、岡田将生はキレイな顔をしているので、なんかタカラジェンヌっぽかったです。

 まあ、絶対に続編が見たいか、とか原作が読みたくなったか、とか言うと、それは無いかなぁ。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2017-08-08 22:04:25)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 5.21点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
214.17%
300.00%
4520.83%
5833.33%
6833.33%
714.17%
814.17%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.19
このレビューの偏差値 48.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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