Menu
 > 作品
 > コ行
 > 恋は雨上がりのように
 > あにやん‍🌈さんのレビュー
恋は雨上がりのように のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 恋は雨上がりのように
製作国
上映時間112分
劇場公開日 2018-05-25
ジャンルドラマ,ラブストーリー,青春もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  実のところ、コレって(作品を作る側の)おっさん目線で作られた映画よね。鼻に付く、おっさんの自虐的なギャグが散りばめられ、おっさんの夢とか願望とか救われたいキモチとか、そういうのが加齢臭の如く、じわじわと滲み出ていて。安心安定の大泉洋だからこそ、それでも成立しちゃうわけだけれども。
 おっさんのアンチ的ポジションに濱田マリを配するあたりも嫌味を最小限に抑えてる感じで、まあ、おっさんのファンタジーですわね。

 一方、ヒロインの青春映画としては、挫折と、そこから一歩未来へと踏み出す勇気がまっすぐに描かれていていいカンジです。彼女を取り巻く環境(母との関係や、親友やライバルの存在や)も大切な要素として機能していて。

 でも結局、小松菜奈が総て。その表情(基本は仏頂面)と、そのしなやかな立ち居振る舞いと。 彼女の所作、1つ1つが美しくて、だから冒頭で駆けるシーンはマンガ的に作り過ぎな感じで残念ね。そんな加工は不要でしょう。
 女優、小松菜奈の美がキッチリと収められているという点で、大変重要な作品。

 彼女が動いている、或いは止まっている事で意味が生じる映画。そして、それだけで十分なのでしょう。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2018-06-28 22:08:22)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 7.29点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
413.57%
513.57%
6517.86%
7828.57%
8932.14%
9310.71%
1013.57%
作品の標準偏差 1.28
このレビューの偏差値 48.25
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
恋は雨上がりのようにのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS