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ポリス・ストーリー REBORN のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ポリス・ストーリー REBORN
製作国中,香
上映時間109分
劇場公開日 2018-11-23
ジャンルアクション,SF,カンフー,刑事もの
レビュー情報
《ネタバレ》  コレは「ホントの」『ポリス・ストーリー』なの?違う方のヤツなの?って感じなんだけど、そもそもどこまでが『ポリス・ストーリー』なのか、っていうと、分類はとても曖昧なのよね。

 『ポリス・ストーリー/香港国際警察』『九龍の眼』『ポリス・ストーリー3』『ファイナル・プロジェクト』が同じ主人公の共通する世界の話。
 あとの『ポリス・ストーリー』ってタイトルが付いてるヤツはジャッキーが主役だけど別キャラ別世界の話だったり、全然無関係だけど日本で公開する時に『ポリス・ストーリー』ってタイトル付けたり。
 今回の『ポリス・ストーリー REBORN』は日本で付けた例・・・って思ってるとエンドロールでお馴染みの主題歌が流れたりして、あれ?え?って。
 細かいことは気にすんな、って? いやいや細かくないない。

 それはともかく、映画について。
 やっぱり雑。昔のジャッキー映画って雑な脚本が多くて、それは香港映画全体がそんな感じで、でも最近の香港映画っていうか中国映画は結構ちゃんとしてる、って思ってるそばから雑。強引に次ぐ強引な展開で飲みこむの大変。
 冒頭、いきなりクライマックスみたいな絶望的な銃撃戦で魅せるけれど、そこからいきなり時間が経過して舞台が飛んでジャッキーもほとんど出てこない状態でしかもSF、その行間を想像させる、のじゃなくて徐々にセリフで説明してゆくのよね。荒唐無稽な状態で。
 敵ボスが飛行要塞みたいなトコにいる時点で、もはやコレは『ポリス・ストーリー』じゃありませんよ、って状態ではあるんだけど。
 全編を支配するSF設定は肉体を駆使するジャッキー映画との親和性が低いカンジだったわね。

 でも、ジャッキーの映画ならではの雰囲気があって、それを楽しんでこそなんでしょうねぇ。
 アクションこそ少なくなったけど、ここ最近の「アクションは若者に任せましょう」って状態は今回少なめ、ジャッキー自身の見せ場をしっかり作ってるわ。
 それに過去作のオマージュ的な展開、映像が散りばめられていて、往年のジャッキー映画から地続きで見ているような感覚でいられたし。3人でボスに立ち向かう姿が『プロジェクトA』を思わせたり、パラシュートへのダイブは気球へダイブする『サンダーアーム』を思わせたり。
 CGいっぱいなのは現代的だけれども。

 でも、ジャッキーもアクション引退宣言をしながら、まだまだ体を張って楽しませてくれるのだから、つくづく偉いと思うわ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2018-12-03 21:45:17)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 4.57点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.29
このレビューの偏差値 58.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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