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屍人荘の殺人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 屍人荘の殺人
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2019-12-13
ジャンルコメディ,犯罪もの,ミステリー,青春もの,小説の映画化,ゾンビ映画
レビュー情報
《ネタバレ》  浜辺美波が可愛い以外の感想が出てこないわ。原作知らないけど、つまんない映画。

 ここからはネタバレ注意ね。

 まず、予告編やCMから受ける情報と実際の映画とは大きな違いが2つあって、もはや詐欺みたいなモノね。
 1つは3人の探偵&助手がペンションで起こる殺人事件に立ち向かうって印象だけど、実際には1人は早々に退場しちゃうわ。なんていうの、『エグゼクティブ・デシジョン』のセガールっていうか『ディープブルー』のサミュエルみたいなモンね。
 もう1つはゾンビものだってこと。ゾンビが跋扈する世界での閉ざされた空間での殺人ミステリーなのよね。ゾンビと何かをブレンドしてみたのはいけれど大して面白くない、って『アナと世界の終わり』みたいね。

 で、ゾンビ化してしまうのは誰かが野外フェス会場でウィルスを注射しまくるテロによるものなのだけれど、そこは具体的な説明をしないのよね。犯人の目的とか動機とか一切描写ナシ。解決すらしてないの。つまりゾンビが存在する理由付けのためだけの設定なの。ならば人の手によってゾンビが生まれました、なんて説明も要らないんじゃない? ハンパね。
 コメディタッチでワリと寒めなお笑い描写が頻出するのだけれど、根は陰惨だったり悲劇的だったりして、それをお笑いが緩和するというよりもアンバランスな印象を与えてるわ。ラストシーンからエンドロールへ至る部分なんか、お客さんみんな呆然ってカンジよ。なんかそこに救いがあるのかと思ったら、そんな終わり方?みたいな。
 ミステリーとしてはそれ成立するの?ってレベルで(何しろゾンビものなので)、なるほど!みたいな推理が見られるワケでもなくて。ハンパに金田一耕助モノのパロディ入れたりするのも意味不明ね。

 極端に短いカットの連続やここが見せ場ですよ的なスローモーションも煩わしいばかりで、なんだかしょーもないモノを見せられてる、って口あんぐり。

 それでも浜辺美波は可愛かったわ。それだけ。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 3点(2019-12-24 21:31:05)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 5.16点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
215.26%
3526.32%
415.26%
5315.79%
6526.32%
7210.53%
815.26%
900.00%
1015.26%
作品の標準偏差 2.01
このレビューの偏差値 44.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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