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マッドマックス:フュリオサ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 マッドマックス:フュリオサ
製作国米,豪
上映時間148分
劇場公開日 2024-05-31
ジャンルアクション,ドラマ,SF,アドベンチャー,シリーズもの,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》  ジャパンプレミアにて鑑賞。

 最初に書いておくべきなのは、できればやっぱりこれを見る前でも見た後でもいいので前作『怒りのデスロード』は見るべきってことね。『怒りのデスロード』の前日譚なこの映画は当然だけど話が繋がっているので。これだけでも楽しめる作りではあるのだけどね。

 さて、公開前につきなるべくネタバレ無しで書きたいのだけど構成とかちょっとした設定とかでもネタバレ!って思う人はもう読まない方がいいわ。

 始まってしばし(結構長く)フュリオサの少女時代が描かれて、でも物語はむしろイモータン・ジョーとディメンタス将軍の対立と確執を追う感じでフュリオサはずっと受動的な状態、フュリオサは狂言回し?みたいに思っちゃったわ。でも大人(アニャ)になってから映画はどんどん能動的に加速していって、パワフルでテンションの高いあの世界へと突入してゆくのね。息つく暇もない、退屈とは無縁な世界。

 ちょっと気になったのは前作同様、地理的な位置関係がよく判らない点と、連なるエピソードの起承転結の結がいちいちすっぽり抜けてる点。どんどん先に進んでちょっとアレはどうなったの?っていうのが判らなかったり後でセリフで語られたりみたいな。それは必ずしも重要なポイントではない、って事?みたいな。
 その取捨選択はフュリオサってキャラに視点を寄せるための省略なのかもしれないわ。戦いに身を投じてゆくフュリオサの意志が研ぎ澄まされてゆくように。

 アニャは全編マトモなアニャの顔をしている事が殆ど無いのだけれど(汚れてるか塗ってるかのどちらかよ)それでもいつもの魅力的なアニャね。ジョージ・ミラーの世界に溶け込んで凶暴なまでのテンションの高さを見せてもアニャはステキ。

 神話的な物語だけれどやっぱりカーアクションこそがキモとばかりにコッテリと魅せてくれて、そこだけでも元取れる、ってカンジ(IMAX GTテクノロジー版をタダで見せて貰えたのだけど)。
 あと、シネスコ固定なのでIMAXでなきゃ!って状態ではないのでお好みのスクリーンでどうぞ、ってカンジね。
 『怒りのデスロード』とのリンクは色々とあるので、お楽しみに。

 そんなところ。
あにやん‍🌈さん [試写会(字幕)] 8点(2024-05-29 15:15:09)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 7.18点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
513.57%
6310.71%
71553.57%
8828.57%
913.57%
1000.00%
作品の標準偏差 0.80
このレビューの偏差値 62.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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