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《ネタバレ》 ゴーゴーダンス。68年のメキシコオリンピック、中山彰規選手が鉄棒で金メダル。「嬉しいと眼鏡が落ちるんですよ」の崑ちゃん。当時の流行りモノで彩られた、時代を映す映画でした。子供の頃にテレビで何度も見たこの映画、ガメラとギロンがマトモに戦っているように見えなくて、モタモタしていてイラついてくる映画、ってシリーズの中でも自分の評価は低かったのですが、今見ればその時代性や造形に興味津々。低予算なのは判るとしても、スクリーンプロセス画面でずーっとスクリーンに同じ汚れが付いたままなのはさすがにどうなのよ?とか、それでもミニチュアセットは予算がないなりに頑張ってるとか。真っ二つに割れた宇宙船を溶接して中に子供を入れて地球まで送り届けるガメラの頭の良さは、もはや怪獣とかいうレベルじゃないって感じですが、考えてみれば平成ガメラだって『ガメラ3』の時には昭和ガメラ並みに人間臭い頭脳になっちゃってましたしねぇ。だけどギロンって大悪獣って前置きが付いてますが、実際は彼には善悪の意識もなく、単に本能だけで行動していたような感じで、なのでちょっと可哀想。悪い事してないのにボコられて。タレ目で意外と可愛いカオしてますしね。だけどだけど、やっぱり最終的にはダルい映画だって事は子供の頃も今も変わりませんでした。船越英二の出てくる部分なんか、本当は必要じゃないですもんねぇ。
【あにやん🌈】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-06-05 14:33:26)
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