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私はこれを「アメリカ・西欧諸国の欺瞞によって国際問題が起きてるんだよ!」っていう、反省しろ型映画だと思いました。デューサンを襲った悲劇がテロへと駆り立てる事になるのですが、無神経な平和主義の題目の下、他国の内政に干渉する結果が生み出す悲劇の物語、という視点で見ていた私としては、ワリと硬派な映画だなぁ、って。その分、痛快な娯楽アクションという訳にはいかず、大義の前で任務に徹するしかないケリーとデヴォーの限界を感じさせ、見終わった後も重苦しい気分が残る映画でしたけれど。
【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-20 13:35:55)
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