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空の大怪獣ラドン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 空の大怪獣ラドン
製作国
上映時間82分
ジャンルサスペンス,SF,パニックもの,特撮もの,小説の映画化,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 畳の似合うウゴウゴしたメガヌロンの愛らしいこと。昔は恐かったんですけどね。だけど、今見ると結構退屈。前半の殺人事件から炭坑内の探索、メガヌロン登場あたりまではワクワクするんですけど、メガヌロンを追うあたりからなんだか状況を描くばかりになってきて、物語を引っ張ってゆくキャラクターが不在の状態になっちゃう。ラドン登場以降はドラマが全くなくなって伏線放り投げっ放し。怪獣描写によってドラマが停滞するっていうのは怪獣映画の定番弱点ではありますが、それにしても炭坑の人々や警察から視点がラドンに移ってそのまま終わっちゃう、っていうのはなんだか釈然としません。ラドン、キャラ的に弱いですしね(その後はいっつも脇役)。だけど風によって破壊されてゆく街のミニチュアワークは本当に見事。ああいう、細部まで作りこまれたミニチュアは匠の世界ですね。それを見せるテクニックもいいですし。最近の日本の特撮映画は作り込みが弱いせいか、CGを使ってもマッチングが難しいせいか、地面をきっちり捉えてる映像が少なくて、地に足の着いてない、腰の据わってない特撮が多かったりしますが、地べたからきっちり捉えた特撮映像、ってのがやっぱり気持ちいいと思います。
あにやん‍🌈さん [DVD(邦画)] 6点(2006-07-17 22:03:23)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 7.15点
作品の点数分布
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324.17%
412.08%
548.33%
6714.58%
71735.42%
8612.50%
9612.50%
10510.42%
作品の標準偏差 1.70
このレビューの偏差値 46.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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