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《ネタバレ》 ほのぼのとした映画かな?と思ってたら、やっぱり石井克人監督の作品でした。ヘンな人とヘンな映像がいっぱい。まあ、ほのぼのしてましたけど。個人的にはお母さんのアニメのセンスがね、いいなぁ、と。ステキなお母さんがああいうの描くの。「ブライガー」オープニング金田伊功風とか東京ムービー新社杉野昭夫風とか、ちと古いノリが、そっか、しばし現役を離れてたアニメーターだから、なんて納得したりして(←オタク野郎)。ハマってるキャストの中で我修院達也だけが浮きまくってて(いかにも作り物なおじいちゃん)、そこがちょっとどうなんだろう?とは思いましたけど。ネタがいっぱい散りばめられていて、映画としてメチャクチャに見えたりもするけれど、全部をひとつの世界として受け入れると、なんだかヘンに愛着を覚えたりもして。おじいちゃんの遺した動画に、あったかい気持ちになって、だけどゲストキャラやヘンなエピソードが簡単にはいい映画にさせないぞ、って主張してイガイガひっかかってるあたりが、石井監督の味なのかな。
【あにやん🌈】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-08-05 01:15:44)
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