| 作品情報
レビュー情報
遂に画太郎作品が映画化されてしまいました。世も末です。おそらく日本で最も映画化に向かない原作でしょうに。で、肝心の映画ですが、結論から言うと意外に普通です。画太郎作品の最大の特徴は、下品を通り越した過激な描写と不条理なストーリーにあるのですが、実写となるとどうしてもこの勢いが削がれてしまいます。何しろ、彼の読者達は作品を糞呼ばわりされると喜ぶのですから、原作の内容は推して知るべしです。勿論、画太郎作品へのリスペクトは十分にされているとは思うし、出演者らも頑張りも伺えます。ただ、やはり圧倒的にババアやエロ本買蔵らの迫力が足りません。皮肉なことに、この作品を見れば見る程、生身の人間がババアゾーンの登場人物を演じるするのには限界があるのではないかと感じてしまいます。
【与太郎】さん 5点(2004-11-09 00:16:49)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |