| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 『アベンジャーズ・エンドゲーム』を観るのにこれを予習しとかないといけないっぽいので観てみた。
一言で言うといろんなジャンルの寄せ集めみたいな映画。まあアメコミ映画は設定上そうなりやすいんだが、これは何の映画なのか?という大枠が2時間の間に3回変わる。最初にMCUらしいSFファンタジー、次に地球に降りてのサスペンス編、そして敵味方虚実どんでん返し&感動ストーリーに、最後は頭カラッポにして観るハイパワースーパーヒーローアクション。 最初のパートは正直面白くはないんだが、初めて見る世界や設定やキャラを説明最小限で飲み込ませる映画的表現が上手い。そして地球でのサスペンス編は一転して面白くて、MCU関係なくこれだけで1本の映画にしてほしいと思った。次のパートは物語としては面白い(がらせるところ)だろうが、あのエイリアンが人間ぽすぎるしそれまでの描写と合わない。しかし親友の娘との絡みが良すぎるので持っていかれる。さらにこのへんからニルヴァーナが唐突にかかったりして映画のコンセプトも変わる。そして最後のスーパーパワーを発揮する所ではカタルシスと言うよりあ、そういう話だったのねっていう。 ディテールには魅力が満載なんだが、やはり全体はお話の都合が優先されるという感じ。あと主演のブリー・ラーソンの容姿や演技に文句はないんだが、この人アクションできないんでしょ?ならトレーニングとかしようよ。強い人は普通に歩いていても強そうに見える、その説得力を映像で見たいんだよ。 追記:トレーニングはかなりしたようですね。見た目には伝わらなかったけど演技には生かされたんでしょう。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-08-14 20:14:57)(良:1票)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |