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さくらん のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 さくらん
製作国
上映時間111分
劇場公開日 2007-02-24
ジャンルドラマ,時代劇,歴史もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 蜷川実花という写真家は新進のようでありながら実はオーソドックスな作品作りをしてきたと思うのですが、この映画もまさにその通りの印象となっていました。花魁映画ではhッチャメチャで新しいかもしれないですが作品展開は完全オーソドックス。『下妻物語』が見た目凄いけど中身はオーソドックスだったのと同じ系譜の映画かもしれません。全体的に編集の尻切れの悪さ、UP撮影の多さなど映画としての完成度は高いとは思えませんが同じ写真家でも『キャシャーン』とはまた違った趣で興味深く見ることができました。特に時々はっとするような新鮮な場面演出があってその度に写真家蜷川の存在感の強さを知ることができたように思います。正当な時代劇を期待するとがっかりすると思いますが女による女のための映画になっているので疲れたキャリアウーマンさんに見てほしいです。でもこれ、よくPG12で通りましたね。映倫さん、甘くなりましたな。
トトさん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-15 14:19:15)
その他情報
作品のレビュー数 66件
作品の平均点 4.77点
作品の点数分布
023.03%
111.52%
234.55%
3710.61%
41522.73%
51421.21%
61624.24%
769.09%
800.00%
911.52%
1011.52%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 56.88
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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