タイトル名	アマルフィ　女神の報酬
製作国	日
上映時間	125分
劇場公開日	2009-07-18
ジャンル	ドラマ,サスペンス,シリーズもの,小説の映画化

《ネタバレ》　言うならば「トム・クルーズ映画」の日本版。スター演じる一外交官が大活躍して事件を解決してしまう。その点で言うならば織田さんにこそハマる素晴らしい企画だったと言える。が、なぜアマルフィなのか。そもそもなぜイタリアでなければならなかったのかが映画では致命的に欠落している。ロケハンにかなりの努力を費やして現地に滞在して撮りあげた努力は伝わってくるものの、「オール・イタリアロケ」と銘打っているもののほとんどがローマ。あとアマルフィとカセルタが少々でミラノも少しあったかな。宣伝で大風呂敷を広げたせいで、ロケのちまちまさが出てしまい現場の努力が潰されてしまっているように思えてなりません。黒田以外の人物が無能ばっかりで親のワガママで連れてこられた娘さんが誘拐に遭ってさらに親がバカなことをする脚本では感情移入できません。辛口になりますがせっかくこれだけの企画を実現したならば、イタリアの美しく歴史ある風景を見せてください。血汗が通ったキャラクターで描いてください。もったいないとおもいます。

作品のレビュー数	73件
作品の平均点	4.85点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 3 4.11％ 2 4 5.48％ 3 8 10.96％ 4 16 21.92％ 5 18 24.66％ 6 12 16.44％ 7 6 8.22％ 8 4 5.48％ 9 1 1.37％ 10 1 1.37％
作品の標準偏差	1.83
このレビューの偏差値	50.45 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値