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《ネタバレ》 鬱病経験があり、今も精神科に通っている友人がこの映画を観て言っていました。“死にたいときにロンドンに帰りたいとか、小説書こうなんて思わないよ”って。そういう病にかかったこともなく、同性愛者でもなく、男性である私にとってはなおさら。ぜんっぜん共感を覚えませんでした。単なるワガママ女の妄想にしか思えません。そもそも、彼女たちが同性愛者であることが、予備知識なく観た自分には分かりづらい。ダラダラ映像流している割には、そういった意味で不親切。そのくせ、執拗にカットが入れ替わり、じっくり考える時間をそぎ落とす。作品の内容に共感を覚えられなかったので、映像で見るべきものはと思ったが、そちらも凡庸。見るべきは役者の演技のみか(エド・ハリスがよかた)。そちらも、稚拙な編集と凡庸なカット割りが邪魔をする。ヤマもなく終わって、エンドロールが流れたときには映画館で“はあ?”と大声を上げてしまいました。この作品でニックに賞をあげるなら、ムーラン・ルージュであげとけよと思いました。
【ダブルエイチ】さん 1点(2003-12-06 19:12:37)(良:1票)
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