Menu
 > 作品
 > フ行
 > 風船
 > イニシャルKさんのレビュー
風船 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 風船
製作国
上映時間110分
劇場公開日 1956-02-19
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
三橋達也のダメ男ぶりが「洲崎パラダイス 赤信号」よりパワーアップしていて見ていて本当に腹が立つし、二本柳寛の役柄や森雅之演じる主人公の妻もなんか嫌なキャラクターであるので見ててちょっと鬱な気分になるし、ストーリーも川島雄三監督の映画としては暗いと思うものの、そのような状況下にいても明るく健気に笑顔を振りまいている純真無垢な娘・珠子を演じている芦川いづみの存在があることによって、かなりその暗さが和らいでいる。はっきりいって彼女がいるといないとではこの映画の印象は全く違うものになっていただろう。川島監督の映画としては個人的には「洲崎パラダイス 赤信号」や「愛のお荷物」のほうが好みではあるが、芦川いづみに2点ほどプラスして8点。そうそう、劇中出てきた映画館でかかっていた「ビルマの竪琴」の予告編が楽屋オチ的で川島監督らしい。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-23 00:25:37)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 7.17点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6325.00%
7433.33%
8541.67%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.80
このレビューの偏差値 63.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
風船のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS