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彼奴(きゃつ)を逃すな のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 彼奴(きゃつ)を逃すな
製作国
上映時間95分
劇場公開日 1956-01-29
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,ミステリー,ハードボイルド
レビュー情報
鈴木英夫監督の映画を初めて見たのだけど、殺人事件の犯人を目撃したことにより、捜査に協力を求める警察と、いつ自分を殺しにくるかもしれない犯人の両方に追い詰められた主人公の心理がとてもよく描かれていたサスペンス映画の隠れた傑作だと思う。クライマックスである犯人とのやりとりも緊迫感が非常に見ごたえがあり、とても面白かった。ところで主要な俳優陣を見ると「七人の侍」に出演していた人が多く出ているのに気づく。主役の七人の侍のメンバーだった志村喬、宮口精二、木村功の三人が刑事、犯人、目撃者という立場で共演しているのが面白い。木村功の奥さん役が津島恵子というのも「七人の侍」での勝四郎と志乃を思い出して思わずニヤリとくるうれしいキャスティングだ。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-02-01 03:35:58)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 8.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.48
このレビューの偏差値 48.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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