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新・極道の妻たち 覚悟しいや のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 新・極道の妻たち 覚悟しいや
製作国
上映時間115分
劇場公開日 1993-01-30
ジャンルアクション,ドラマ,シリーズもの,ヤクザ・マフィア,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「極道の妻たち」シリーズ6作目。このシリーズを最初から最後まで見るのは同じ山下耕作監督が手がけた「極道の妻たち 最後の戦い」に次いで2本目となる(ちなみに山下監督の映画も見るのは2本目。)のだが、今回はかたせ梨乃に裏切られた岩下志麻が北大路欣也とともに、彼女と愛人である中尾彬を仕留めるまでが描かれていて、役柄が違うとはいえ、前回見た「最後の戦い」と比べると違和感を感じる展開で、ドラマ的にもなにか物足りないが、それでもけっこう楽しめた。しかし、山下監督にとって最後の東映での映画になる作品でもあり、前作で印象的だった映像美がかげを潜めているような気がするし、音楽もなにかコミカルに感じる。刑務所の面会シーンからいきなりシーンが香港に飛ぶのはちょっとビックリ。岩下志麻はどぎつい関西弁で、眼力が鋭く、貫ろく充分に主人公を演じていて、とても若い頃に見せていた清純派の面影などどこにもない演技で、本当に別人のよう。それでいてカッコよく、「覚悟しいや」と啖呵を切るクライマックスは思わず唸ってしまう。 それにしても松竹のスター時代を知っているとよくここまでキャラが変わったものだと不思議に感じてしまうのだが。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-15 02:59:34)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 4.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.00
このレビューの偏差値 55.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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