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どうぶつ宝島 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 どうぶつ宝島
製作国
上映時間78分
劇場公開日 1971-03-20
ジャンルアクション,コメディ,アドベンチャー,アニメ,動物もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「宝島」をタイトルの如く登場人物の大半を動物に置き換えて子供向けに脚色した東映動画のアニメ映画。ストーリー自体はシンプルだが、全体的にコミカルでキャラクターもよく動き、とても楽しく素直に面白かった。若き宮崎駿がアニメーターとして参加しているだけでなく、アイデア構成も担当しており、そのためか実際は違う監督の作品にも関わらず冒頭から宮崎駿が監督した作品かのような雰囲気があり、ヒロインのキャシーがナウシカ、ブタのシルバー船長はポルコをそれぞれ思わせる風貌だったり、そのシルバー船長が率いる海賊の雰囲気はドーラ一味やマンマユートの雰囲気によく似ていて、それだけでなく登場人物たちがみんな憎めなく魅力的に描かれていて見ていてとても気持ちがいいのもいかにも宮崎アニメといった感じで、この時点で既に宮崎駿の才気を感じることができ、まさに宮崎駿、ジブリの原点を見ているようで、その意味で貴重な作品と言え、また本作が宮崎駿の処女作といっても過言ではないだろう。
イニシャルKさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-05-15 22:34:26)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.80点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.33
このレビューの偏差値 45.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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