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風の視線 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 風の視線
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1963-02-17
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
木下恵介監督の「日本の悲劇」、「女の園」、「二十四の瞳」などで助監督として参加し、木下監督が活動の場をテレビに移してからも木下監督を支えた川頭義郎監督による松本清張原作モノ。木下組出身の監督(ほかにも脚本は木下監督の妹の楠田芳子だし、音楽も木下忠司。)が松本清張とはちょっと不釣合いのような気がしたが、内容はサスペンスではなく4人の男女のドロドロした関係を描いていて、どちらかといえば「波の塔」に近い印象だ。出演者たちもいい芝居をしている(とくに新珠三千代はこういう役をやるといつもうまいなあと感じる。)のだが、面白いかと言われると正直微妙な感じで何か物足りない。ラストがドロドロした話のわりに救いのあるものになっているのはやはり木下監督の影響が大きいのだろうか。(でも、後味はそんなに良くなかったかな。)先日見たNHKドラマ「天城越え」でカメオ出演していた松本清張本人がこの映画でも冒頭と中盤に出演していて、ストーリーとはなんら関係のない役柄だが強く印象に残る。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2010-05-13 14:22:10)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 4.83点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.21
このレビューの偏差値 51.13
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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