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愛と死の記録 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 愛と死の記録
製作国
上映時間93分
劇場公開日 1966-09-17
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,モノクロ映画,青春もの
レビュー情報
《ネタバレ》 のちに「時雨の記」、「長崎ぶらぶら節」でも共演する吉永小百合、渡哲也初共演による悲恋もの。タイトルからどうしても「愛と死をみつめて」の二番煎じのような感はあるが、この作品で登場する病を原爆症による白血病に設定することで核批判を盛り込んで重みを増したり、その病魔に侵されているのが男の方だったりと差別化がなされている。(演じる役者が浜田光夫でないことも「愛と死をみつめて」の単なる焼き直しになるのを防ぐためだろうか。)しかし、(とくに後半部分が)あまりにも重苦しく、結末にも救いがなさすぎるのが見ていてちょっといやな気分にさせられた。また、全体的に暗い雰囲気で描かれているのもちょっと抵抗を感じる。「愛と死をみつめて」は果たしてここまで暗かっただろうか。まあ監督が違うので方向性の違いと言ってしまえばそれまでだが、個人的には「愛と死をみつめて」のほうが良かったと思う。それともう一つ、ラスト近くに出てくる芦川いづみの印象がいままで見たほかの出演作とだいぶ違うのが残念。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-09-23 18:16:36)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 2.75点
作品の点数分布
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2125.00%
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作品の標準偏差 1.92
このレビューの偏差値 53.39
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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