Menu
 > 作品
 > オ行
 > 女の一生(1967)
 > イニシャルKさんのレビュー
女の一生(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 女の一生(1967)
製作国
上映時間120分
劇場公開日 1967-11-11
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
野村芳太郎監督がモーパッサンの名作文学を映画化した文芸作品。運命に翻弄される女性の波乱の人生を描いていて、それなりに見ごたえはあるものの、やや駆け足気味でドラマとしての深みはあまり感じられない。野村監督の映画での岩下志麻といえば「鬼畜」や「影の車」などで怖い役が多いイメージだが、この映画では若い娘時代から晩年に至るまでの主人公を演じていているのだが、違和感もなく演じきっているし、野村監督の映画でこういう岩下志麻を見るのは新鮮に感じる。しかし、左幸子のほうが演技力は上か。ヒロインの息子を演じる田村正和は若い頃の出演作を見るたび若いなあと思うのだが、独特のしゃべり方は今とまったく変わっていない。その恋人を演じるのが左時枝で、姉との共演シーンもあり、楽しませてくれる。この二人の共演は初めて見たが、齢が離れているゆえか、共演シーンが姉妹であることをまったく意識させておらず、この二人の共演も見どころのひとつとなっている。(この二人が親子役で共演する「かあちゃんと11人の子ども」が見たいなあ。)
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2012-04-19 17:45:50)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 6.20点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
6240.00%
7240.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.75
このレビューの偏差値 46.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
女の一生(1967)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS