Menu
 > 作品
 > ク行
 > クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者
 > イニシャルKさんのレビュー
クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者
製作国
上映時間93分
劇場公開日 2008-04-19
ジャンルコメディ,アドベンチャー,ファンタジー,アニメ,シリーズもの,ファミリー,TVの映画化,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 劇場版シリーズ第16作。もう劇場版は長い間見てなかったけど、しんのすけの声優が交代ということで劇場版をなにか一本見ておこうと手に取った。テレビシリーズの第一話からひまわりの生まれるまでを手掛けていた本郷みつる監督が12年ぶりに手掛けた劇場版で、夜しか活動できないゲストヒロインや、周囲に信用してもらえないしんのすけというのは「ヘンダーランドの大冒険」を思わせていて、実際にそれのリメイクっぽい雰囲気があるし、ほかにも日常描写が主の前半(「アクション仮面VSハイグレ魔王」)やロボットアニメやSFに懐疑的なみさえ(「雲黒斎の野望」)など本郷監督が手掛けていたころの劇場版を思わせる部分もあり、懐かしく思える。ストーリーがあくまで子供向けに展開するのも本郷監督らしい。しかし、敵であるダークの部下二人の最期があっけなすぎて思わず過去の本郷監督のシリーズならばもう少し悪役の個性と恐怖感をうまく出せていたと思う。(「ヘンダーランドの大冒険」のチョキリーヌ・ベスタやス・ノーマン・パーは今でも強烈に覚えている。)それに、野原一家が基本的に家から出ずにクライマックスのダークとの対決を迎えるというのもスケール感に乏しくこじんまりとしていてなんか地味な印象しか残らない。本郷監督らしさは出ていると思うが、なにかこうやっつけ感もある映画だったように思う。「アッパレ!戦国大合戦」での又兵衛役が素晴らしかった屋良有作が「ブリブリ王国の秘宝」に続いておかまを演じているのはちょっと今更感があるものの、このおかまの登場も本郷監督の劇場版クレしんらしいところ。それにしてもしんのすけの声優交代のニュース。去年だったか25周年のときにまさか「ドラえもん」のような事は起こらないよなと思っていただけに知ったときは正直びっくりしたというのが本音で、今は見るのは時々になってしまったけど、本郷監督や原恵一監督のころは大ハマりで見ていたので残念な気持ちもあるのが事実なんだけど、今は矢島晶子さんに長い間ご苦労様でしたと言いたい。そして、しんのすけが新しい声に変っても「クレヨンしんちゃん」は「ドラえもん」と同じくずっと続いてほしいと心から思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2018-06-29 01:28:54)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 3.86点
作品の点数分布
017.14%
100.00%
200.00%
3642.86%
4214.29%
5321.43%
617.14%
717.14%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 54.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS