Menu
 > 作品
 > サ行
 > ザ・ヤクザ(1974)
 > イニシャルKさんのレビュー
ザ・ヤクザ(1974) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ザ・ヤクザ(1974)
製作国米,日
上映時間112分
ジャンルアクション,ドラマ,ヤクザ・マフィア
レビュー情報
《ネタバレ》 日本のヤクザを描いたシドニー・ポラック監督によるアメリカ映画だが、製作総指揮に俊藤浩磁、撮影に岡崎宏三、撮影所は東映京都という合作仕様。外国映画の中の日本と言うと日本人が見て違和感を覚える場合が多いが、この映画はその描写がかなりまともで、ロバート・ミッチャム演じる主人公と高倉健演じる元ヤクザとのドラマも見ごたえがあって面白かった。クライマックスの殴り込みのシーンはほとんど東映のヤクザ映画そのままな感じで、ドスを片手に敵と戦う健さんを見ているとハリウッド映画じゃなくて本当に東映の任侠映画を見ている感覚になり、少し妙な感じがするのも事実だが、ハリウッド映画でもヤクザを演じて様になっている健さんはやっぱりこういう役がいちばんのハマリ役なのだろう。ほかの日本人キャストも岸恵子(外国映画とはいえこの人をヤクザ映画で見るとは思わなかったなあ。)、岡田英次と海外の映画に出演経験のある人をキャスティングしていて抜かりがない。日本を舞台にしたアメリカ映画で健さんが出演というと「ブラック・レイン」が思い出されるが、こちらのほうが日本を描いたアメリカ映画としての出来は上のように思う。でも、ロバート・ミッチャムが指を詰めるシーンはちょっと笑ってしまった。
イニシャルKさん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-28 15:54:57)
その他情報
作品のレビュー数 27件
作品の平均点 6.15点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
213.70%
300.00%
4311.11%
5311.11%
6725.93%
71140.74%
813.70%
900.00%
1013.70%
作品の標準偏差 1.51
このレビューの偏差値 53.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ザ・ヤクザ(1974)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS