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居眠り磐音 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 居眠り磐音
製作国
上映時間121分
劇場公開日 2019-05-17
ジャンルアクション,ドラマ,時代劇,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作未読、NHKのドラマ版も全くの未見で、朝ドラ「カムカムエブリバディ」を見終わった(本格的に見始めたのは途中からだったのだが、なんだかんだ言いながら最後までけっこう面白かった。)タイミングで同じ脚本家ということだけで見てみたのだが、普通にテレビ時代劇のような軽いノリでそこそこ安心して楽しめる反面、ストーリー展開が重めなのがなにかバランスがよくない印象。でも、本木克英監督といえば喜劇のイメージが強いためか、前半のシリアスな展開にちょっとビックリ。しかし、この前半部分が駆け足気味で深みがなく、とくにもっとこの三人の関係は掘り下げたほうが良かったように思うし、その時点でなるほど映画よりもテレビの連続もののほうが向いているように感じてしまったのは残念。国元を追われ、浪人となった磐音(松坂桃李)が江戸で出会う人々のあたたかさや優しさが丁寧に描かれているところはさすが松竹の本領発揮といったところ。後半のヒロインであるおこんを演じるのが木村文乃なのだが、松坂桃李との共演はどこかで見たと思ったら、これも朝ドラの「梅ちゃん先生」だった。柄本明と柄本佑の親子が出ているが、前半で磐音の友人役として佑が登場し、後半に悪役として明が登場するという使い方はなかなかうまかったと思う。クライマックスの花魁の道行きシーンもそこそこ美しく撮られていて印象に残った。続編あり気に終わるのだが、また機会があればNHKのドラマ版を見てみようかな。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2022-04-16 23:29:42)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 5.55点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.44
このレビューの偏差値 47.36
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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